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マニアなカレシ まさか…こんな事になろうとは…。 跡部は毎週金曜日に忍足の家に泊まりに行く。 これはお互いに言葉に出して誘わなくても既に決まりきったルールかのように自然とそうなってしまった。 もちろん忍足は喜んでいるし、跡部は跡部で満更でもないので結構互いに楽しみにしていたりする。 夕食も食べ終わり跡部は食器を片付けている忍足よりも先にお風呂に入った。 いつも通りに風呂場に置いてある自分の家で使っているシャンプーリンス、ボディソープを使う。 忍足がいつも使っているものとは違う、自分専用の…。 初めて泊まりに来たときは忍足愛用のモノを使ったのだがどうもあわなかったようだ。 ほんのりと薔薇の薫が風呂場に広がる。 洗い終え、脱衣所に出てみればいつもならちゃんと用意してあるはずのパジャマが出ていなかった。 小さく舌打ちし、軽く体を拭いてタオルを体に巻き、忍足を怒鳴るべく跡部は寝室へと向かった。 「おい侑士!パジャマがないぞ」 寝室に入ってみれば忍足はにこやかに跡部を向かい入れる。 「あぁ景ちゃん、待っとったよ。ほら、早ぉコッチおいで?」 「それより先に着替え…」 「あぁ、ちゃんと用意してあるで」 妙に嬉しそうにニヤリと忍足は微笑んだ。 そして再び手招きをした。 跡部は何処か脳の奥で警告音が鳴っているような気がした。 それを押さえ、ゆっくりと忍足に近寄る。 そしてあと数歩というところでようやく跡部は忍足がいつもと違うことに気が付いた。 遠くから話して居たときはてっきりいつもの黒いパジャマを忍足は着ているのだと思った。 しかし、彼が着ていたのは…。 「侑士…何でそんなもの…」 「似合うやろ?前の学校のなんやけど」 そう、明らかに氷帝の制服ではない。 それは青学や不動峰…あぁ、千葉では六角でも見たことが…。 「前の学校の時の学ラン、持ってきとったんや」 そう。 忍足が身に纏っているのは学ラン。 そんなことは見れば跡部にだって分かる。 重要なのはそこではなくて。 「なんでお前がそんな格好してるんだよ…?」 「ん〜?たまにはこういうのもえぇかなぁって」 何が、なんて怖くて聞けない。 そんな雰囲気。 忍足は固まっている跡部の腕を引きニッコリと笑った。 「ちゃんと跡部のも用意したで」 余計なお世話だ、と跡部は内心思う。 何せ相手は“あの”忍足だ。 どうせこの後待ち受けているものは…。 「はいっ、景吾はこれやで」 …あぁ、やっぱり。 跡部は頭を抱えた。 何も言えない。 むしろなんでこんな奴が俺の彼氏なんだろうという疑問が脳を駆け巡る。 「かわえぇやろ?これなぁ、と●●モ3のヒロイン達の学校の制服なんやで!」 どこか誇らしげに可愛らしい女生徒用制服を見せる忍足。 上は薄茶色、下は黒のスカート。 リボンは…ワインレッドといったところだろう。 「…なんでそんなもん持ってるんだよ」 思い切り嫌そうな顔で跡部に睨まれようと忍足は気にした様子も見せず、さらに跡部を追い詰めた。 「でなぁ靴下は白か黒か悩んだんやけど、やっぱここは“ち●せちゃん”や“芹●ちゃん”みたいに黒かなぁて」 全然答えになっていない。 「だからそれ…」 「あぁ、この制服な?自分で作ってみたんやけどどや?上手に出来とるやろー?さっすが氷帝の天才や!」 自分で言うな、自分で。 そしてそんなところで無駄に天才技を使わないでくれ。 きっと今の忍足にその跡部の思いは届いていないだろう。 彼の周りにはハートマークが飛び散っているに違いない。 そんな“と●●モ”なんていうものは知らない。 けれども跡部はそれが自分に不利益を与えようとしていることはわかった。 とっさにUターンし、部屋の外に逃げようとした。 …より早く、跡部の肩には忍足の手が。 そして、最終申告。 「な、今日はこれ着てヤろや」 跡部は心の中で何度も信じても居ない神を罵った。 「あっ、やだぁ…!///」 「嫌やないやろ?こんなにグチョグチョに汁溢して」 制服は脱がせない。 そのまま…コスプレのままで強引に本番に突入した。 跡部は短いスカートからその美しい脚を伸ばしている。 その足には黒の靴下…。 こんな靴下の何にこだわっているのか跡部には理解不能だ。 「スカートなんに捲ったら男のモンが汁溢しとるって…なぁんかやらしいなぁ」 「っ、変態…///」 「こんな格好で喘いどる景ちゃんも十分変態さんやよ」 無理矢理タオルを剥ぎ取って制服を着せたのはどこの誰だ…。 跡部の思いは言葉になるまえに高い喘ぎ声にかわる。 忍足は楽しそうにスカートの中に手を入れて跡部自身を軽く握り上下に動かす。 「なぁ〜景ちゃん」 「ぁ、…んだよ?」 「今日は女の子みたいな言葉遣いして欲し……いったぁ!?」 「何考えてんだっ!この馬鹿侑士!!」 最後まで言う前に跡部は忍足の後頭部を殴り黙らせる。 この制服のままでヤると言うだけでも恥ずかしいのに…その上言葉遣いまで指定されるわけにはいかない。 「えぇやん、そんぐらい」 「嫌だッ!そんな事言うならこの服脱いで…」 「あー!分かった、言わんでから脱がんで!」 脱ぐ、と聞いた瞬間これだ。 そんなにこの格好に価値があるものなのだろうか。 「じゃ続きやろぉな〜」 ワインレッドのリボンを解き前を開く。 白い肌が露になり、小さな桃の突起が覗いた。 それを親指の腹でグリグリと潰す。 親指が強く動く度に跡部から声が上がる。 そしてもう片方の手で秘部を優しく指でなぞって…。 「…悪いけど、今日は俺もかなり興奮しとるからな。早ぉ挿れさせてなぁ?」 水音、肉が激しくぶつかり合う。 忍足自身は確実に感性体を狙い、跡部を快楽という深い穴に落とす。 途切れることのない、跡部の声。 「景ちゃんの声、何時もより出とらん?」 「ぅるさ…、っ…あぁ、ん!///」 「ほぉら…。声も何時も以上に高ぉて可愛いわ」 跡部の制服は乱れ、跡部の先端から溢れ出た汁と跡部のナカで激しく動いている忍足の汁とがスカートを汚していっ た。 「あっ…もぅ、侑士ぃ…!///」 「…せやね。イこか?」 その言葉を合図に跡部は忍足の背にしっかり腕をまわす。 それを感覚で確認し忍足は跡部の最奥を2・3度打ち付けた。 「ひぁ…んっ、あぁぁっ!!///」 「ん…、っ!」 敏感なところを攻められあっけなく跡部はイかされる。 と同時に忍足も跡部のナカで溜まりに溜った欲望を放つ。 跡部の意識は徐々に薄れていった。 物音に跡部の意識は浮き上がった。 ふと隣を見れば何時もと変わらないパジャマを着た忍足。 「あ、ごめんなぁ…起こしてもぉたか?」 「…いや」 「そ?せやったら朝食、持って来るなぁ」 そう言って、忍足は二人に掛っていた布団を捲りベッドから降りた。 その時にようやく自分の格好もあの制服から何時ものパジャマに変わっていることに気が付いた。 部屋を出る寸前、忍足は跡部の頬にキスを落とし。 「またコスプレエッチしよーなぁ?」 とても嬉しそうに去っていった。 一人きりになった部屋で跡部は溜め息をつく。 馬鹿な彼氏に対する呆れではなく…。 「…ヤベェ、ハマりそうだ…」 その呟きは隣室の忍足までは聞こえていないだろう。 全く、マニアな彼氏を持つと大変だ。 次はどんな格好をさせられるやら…。 けれども。 「アイツが喜んでるんだったら…それで良いか」 そう、想えてしまう自分は実はかなり甘いのだろうか。 忍足を待つベッドの中でそう考えていた。 〜END〜 -------------------------------------------------------------- ●あとがき● やってみたかったコスプレネタ(笑) ただのセーラ服のコスプレじゃなく某ゲームの制服を参考に…。 …はい、もちろんコレはシリーズ化したいと思いますv(ぇ) だってまだまだ跡部様に着せたい洋服がいっぱいあるからね★ 戻 |